丸の内永楽ビル歯科クリニック(歯科医院・歯医者)の予防歯科

:PMTC,サリバスターテスト,3DS 等

丸の内永楽ビル歯科クリニック


予防歯科
クリーニング&PMTC

治療に優るとも劣らない大切な事

予防歯科イメージ

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こでは、あなたのお口の健康を守る「予防歯科」について、ぜひ知っておいて頂きたい事を書かせて頂きます。

そもそも、なぜお口の健康を守らなければならないのでしょうか。その答えは、あなたが虫歯や歯周病などを治す為に通院する理由を考えれば分かります。

「○○を治したいから」と思うその先に、
必ず次のような欲求があるのではないでしょうか。

「痛みをとって美味しいものを食べたい」
「痛みをとって仕事に打ち込みたい」
「痛みをとって大切な人と旅行に行きたい」
「痛みをとって家族と素敵な週末を過ごしたい」

このように、お口の問題を解決することは、痛みを取る事にとどまらず、あなたの日常における喜びと深く関係しているのです。

つまり、お口の健康を守る事が、豊かに生きる事とつながっているのです。そしてその為に、治療に優るとも劣らず大切になってくるのが、予防歯科なのです。

予防歯科をしていれば、こんなに長い治療、痛い想いをしなくて済んだのに.・・・ 折角治した歯周病が、その後のメンテナンス(予防歯科)をしなかったせいでまた再発してしまった・・・ 本当はこのようなことにならないために、私たち歯科医がいるのです。

ところが、「予防のための歯科」という意識が、日本は欧米に比べて浸透しておりません。 まずは、予防歯科の8つのメリットをご覧下さい。そして、人生を豊かにする為に、お口の健康を守っていきましょう。

日本と欧米での意識格差 ~8つのメリットを知る~

予防歯科イメージ

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ある大学の予防歯科の教授が、20年程前に欧米各国で次のような調査をしたそうです。

「あなたはどういう時、歯科医院に行きますか?」

すると、ヨーロッパでほとんどの回答は、 「虫歯や歯周病にならないよう、クリーニングしてもらう為に行きます」 との事でした。また、ニューヨークのビジネスマン&キャリアウーマンの80%位が、年3~4回の定期検診をすると報告されています。

日本では、「痛い」「腫れた」「取れた」が起きた後でようやく歯科医院に行く事が多いのではないでしょうか?

別の調査で同じ教授が、今度は10人の歯科衛生士さんに自分の口の中を10分間、歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ等でクリーニングしてもらい、その直後に歯垢の染め出しをしてどれだけ磨けているかを確認してみました。

すると、一番磨けていた人で95%、平均で90%位だったそうです。つまりプロの衛生士でさえ、100%の歯磨きはできておらず、誰でも自分ではうまく磨けないところがある、ということです。

そこを放っておくと、たとえば歯垢から歯周病にもつながってしまう・・・ であるからこそ、問題が大きくなる前に早目に手を打つアメリカやヨーロッパの方の意識は素晴らしいのではないでしょうか。

実際に、歯医者で予防歯科・定期的なメンテナンスをする人には、以下の8つのメリットがあります。

  1. 早期治療のため、歯を削る必要が少なく、歯自体が長持ちする。
  2. 痛みを伴う治療を、ほとんどせずに済むようになる。
  3. 削っていない歯は当然、再治療もないため、長持ちする。
  4. 予防の費用は少ないので、一度に多くの出費が発生することもない。
  5. 歯が沢山残ることで、介護保険のお世話になる確率も下がる。
  6. 金属の詰め物やかぶせ物がなければ、噛み合わせが悪くなることも少なくなる。
  7. 何かの症状が見られても、初期段階で発見することができるので治療時間も短い。
  8. 歯ブラシでは落とせない汚れをきれいにしてもらえるので、他の人よりも歯が白く保たれる。

いかがでしょうか。「できれば行きたくない」という意識を変える事で、実はこのように数多くの良い結果が得られるのです。次は、当院で行われる2つの予防歯科をご紹介致します。

最新の医療技術に基づく2つの予防歯科

当院では科学的根拠に基づいた検査により、患者様お一人お一人の予防プログラムを提案し、そこからオフィスケアとホームケアの指導を行なっております。

1)PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

歯科衛生士が専用の機械を用いて歯を清掃することです。治療の為のクリーニングではなく、美しく健康な歯を維持する為に行う特別なクリーニングです。

汚れのたまりやすい箇所や、自分では磨きにくい部分(歯と歯の間や、歯と歯肉の間)を、清掃用の電動回転器具と、ブラシ、やわらかいゴムのカップ、プラスチックのチップなどを用いて、1本1本丁寧にクリーニングし、徹底的に汚れを落とします。

例えば、歯肉縁上ならび歯肉縁下1~3mmのプラーク(口内細菌のバイオフィルム※)を、すべての歯面から機械的な回転器具とフッ素配合ペーストを使って除去します。

※バイオフィルム
口腔内には常時約300~400種類の微生物が存在します。その微生物が凝集し、歯面に付着した状態がバイオフィルムです。たとえていうなら、バスタブの内側に付く水垢のような存在です。このバイオフィルムは、全身疾患の原因にもなります。

歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病の主な原因は、両方ともプラーク(歯垢)です。
通常の口腔清掃では、歯にプラーク(歯垢)が1~2日で再形成されてしまうのに対し、PMTCを行うとその形成を遅らせる事ができます。

PMTCにより、歯肉縁下細菌叢の構成に影響を与え、歯周病原性細菌の数を減少させ、歯周病を予防する事ができます。さらにフッ化物の塗布により、歯質も強化されます。

なお施術中の痛みはほとんどなく、時間は30分~1時間位です。(歯の汚れ、歯肉の状態によります。)毎日の歯磨きと定期的なPMTCで、美しく健康な歯を保つ事ができます。

2)口腔細菌テスト(サリバスターテスト)

サリバスターテストとは、唾液中の潜血濃度を判定するものです。
歯周疾患の検出・評価のために行います。

お口の中の問題と、それが引き起こされる経緯は人それぞれです。 このテストで、その傾向や問題・リスクを事前に知り、総合的に判断する事ができます。ですからサリバスターテストとは、お一人お一人に合った適切な予防歯科プランを立てるために行う検査です。

【口腔細菌テスト(PCR法によるむし歯・歯周病関連菌の検出)】
PCR(polymerase chain reaction:ポリメラーゼ連鎖反応法)
検出目的菌の遺伝子を増幅し口腔内における目的菌の有無を検査します。

【むし歯】
むし歯は主に、ミュータンス連鎖球菌という細菌による感染症である事がわかってきました。また、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいない事が確認されています。

【歯周病】
P.ジンジバリス等の嫌気性細菌が、発症の原因や病気の進行に強く関与しています。お母さんの口の中にミュータンス連鎖球菌が多いと、それだけ子供に移る率が高くなります。(1~2歳前後に母から子へ感染します)母子ともにむし歯・歯周病のリスク判定の検査結果に基づいて、食生活やブラッシング指導を受け、プラークコントロールを実施しましょう。

当院の歯を守る6つのメンテナンス

  1. クイックジェット
    通常のクリーニングでは落とすことのできない頑固な汚れ・着色(特に歯と歯の間についた汚れ・着色)をきめ細かいパウダーを使いジェットマシンで落とします。

  2. ソフトティースクリーニング
    歯の表面についている歯ブラシでは落とせないバイオフィルム(細菌の塊)をラバーカップ等で除去し、歯の表面をツルツルにします。

  3. レギュラーティースクリーニング
    バイオフィルムだけではなく薄くついたステインを落とし、歯の表面を専用の機器・器具を用いてツルツルにします。

  4. イリゲーション
    歯ブラシではとどかないポケット内のプラークを、特殊な超音波チップを用いて除去します。

  5. フッ素
    フッ素を歯の表面に塗布する事で歯質を強化します。

  6. ブラックアウト
    除菌にとても効果的な薬剤です。3DSのトレーを用いて行うものです。

50歳から失う歯の平均本数

ある調査により、「メンテナンスを続けている方は、失う歯の本数が10年間でわずか0.7本」、ところが「歯やお口の中が痛くなった時にだけ歯医者に行く人は、10年間で5.4本もの歯を失う」と言うデータがでました。つまり、最新技術による適切なメンテナンスを行えば、歯の喪失を平均で5.4本から0.7本にまで抑える事ができるのです。

当院では、全ての歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が国家資格を保有しております。 全ての患者様に対して、丁寧かつ効果的なメンテナンスを行わせて頂き、皆様の「噛みしめられる事の喜び」を守っていきたいと考えております。

予防歯科について、さらに詳しくは以下のサイトをご参照下さい。

▶ 動画で見る予防歯科
「プロによる歯の大掃除!PMTCって?」「どうして必要? PMTC」「PMTCのイリゲーションと歯面清掃」「歯を守る!6つのメンテナンス」「口臭原因も退治するアミノミックスαとは?」「バイオフィルムをとってツルツルの歯を手に入れる」「一目瞭然!染めだし液の効果」「フッ素は歯にどう効く!?」等。

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